しごいちゃって♪

番長

2008年12月26日 21:42

皆様こんばんわ!

都内の大渋滞にハマってしまって

げんなりな番長です。



さてさて、この所少々沈静化してきたロッドビルドですが

今日はブランクに色を塗ってみましょうか!


スプレーやハンドガンで塗る所もあるようですが

設備や場所を考えると「しごき塗り」と言われる

方法が一番ではないでしょうか?


このしごき塗りですが、ウレタン塗料、少々特殊な塗り方と道具が必要です



まず、塗料を入れるカップを作ります


ハンズなんかで打ってるコチラ↓



ポリ容器ですね、一個¥100もしないです。




コチラはこんなパーツ構成になっております↓



外蓋、中蓋、本体の3つですね。



このパーツをこんな風に切っちゃいます↓


外蓋、中蓋は熱したカッターなどで、カットして

バリを取ってしまいます、本体はハサミで切れますんでジョキジョキと・・




次にこんなゴムを用意します↓



これは専用のゴムで、0.5mm刻みで売ってますが

自分でくりぬいて、希望の穴径と同じ針金を熱してポチっとすればOKです。

この穴径ですが、ティップの8割位の大きさが適当です

大体ティップ1.2mm、バット8.0mm位のブランクで

穴径1.0mmの物で塗れちゃいます。

あまりキツくても、大き過ぎても上手く塗れないっすね。





このゴムはこんな風にハメます↓



中蓋は絶対に無くさないでくださいね







これで容器の準備は完了です!

もしも作るのが面倒~って時にはココで売ってますよ↓

川崎・シマヤ釣り具店


最近はアルミ製の高価な容器も売られていますが

実際にしごき塗りをすると、金属製、しかも高価な物が

使い難い事が実感できると思います。


何故か?

ポリ容器を使用する理由の一つに、ウレタン塗料が付着しないんですね

塗った後、塗料が硬化してしまえば、バリバリと綺麗に剥がれます。


あと、色に寄っては何度も塗らないとならないので

一回目を塗った後、容器の中の塗料が硬化するまで

次の作業が行えない・・・・・と言う事です。

勿論2個も3個も買えるならば、それも良いでしょう!





それでは実際に塗ってみましょう


今回は白の上にパールホワイトを塗ってみます。


*各社の塗料は換気、用法・要領を良く守ってお使いください


塗料は1液式、2液式のどちらでも可能ですが

2液式の方が塗膜が強い気がします。


ハンズなんかで売っている物で十分ですが

拘りのカラーがある場合などはコチラで買えますよ↓

拘りの塗料屋さん


ホワイト系は正直難しいです!

ブラック系は割と綺麗に一回で塗膜が出来ますが

ホワイトは3回程重ね塗りしないと、綺麗な塗膜が出来ませんのでご注意ください

実は白を塗った時、写真を撮るのを忘れてしまったので

パールホワイトを塗る所からでご勘弁!


2液式ウレタンを混ぜます




この時、気泡が無くなるまで数分放置します

少々粘度があったほうが綺麗に塗れますよ。



容器をブランクのティップ側からバットまで差し込みます

その時にゴムがこの様「山」になっていてはダメです↓





カップをチョイと上に動かせば「ポコッ」と「谷」になります。




この状態でウレタン塗料を入れたのがコチラです↓




さぁ!いよいよクライマックスです!






後はこの塗料の入った容器を上にス~~~~~~ッと持ち上げるのですが

ここで最終注意事項です!

容器を上に動かす前に、何度かチョコチョコ上下させると

ゴムとブランクの間に塗料が入って、綺麗に塗れます


この作業を怠ると・・・・・途中で「ギュッ!ギュッ!」となって

失敗しますよ~



上に引き上げるスピードですが、膝を曲げた状態から普通に立ち上がる位でOKです♪


で、出来たのがコチラ↓



画像を暗くすると、パールが入っているのが分かります?




こんな感じで簡単に出来ますので、みなさん是非!チャレンジしてみてくださいね!


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