皆様こんばんわ!
都内の大渋滞にハマってしまって
げんなりな番長です。
さてさて、この所少々沈静化してきたロッドビルドですが
今日はブランクに色を塗ってみましょうか!
スプレーやハンドガンで塗る所もあるようですが
設備や場所を考えると
「しごき塗り」と言われる
方法が一番ではないでしょうか?
このしごき塗りですが、ウレタン塗料、少々特殊な塗り方と道具が必要です
まず、塗料を入れるカップを作ります
ハンズなんかで打ってるコチラ↓
ポリ容器ですね、一個¥100もしないです。
コチラはこんなパーツ構成になっております↓
外蓋、中蓋、本体の3つですね。
このパーツをこんな風に切っちゃいます↓
外蓋、中蓋は熱したカッターなどで、カットして
バリを取ってしまいます、本体はハサミで切れますんでジョキジョキと・・
次にこんな
ゴムを用意します↓
これは専用のゴムで、0.5mm刻みで売ってますが
自分でくりぬいて、希望の穴径と同じ針金を熱してポチっとすればOKです。
この穴径ですが、ティップの8割位の大きさが適当です
大体ティップ1.2mm、バット8.0mm位のブランクで
穴径1.0mmの物で塗れちゃいます。
あまりキツくても、大き過ぎても上手く塗れないっすね。
この
ゴムはこんな風に
ハメます↓
中蓋は絶対に無くさないでくださいね
これで容器の準備は完了です!
もしも作るのが面倒~って時にはココで売ってますよ↓
川崎・シマヤ釣り具店
最近はアルミ製の高価な容器も売られていますが
実際にしごき塗りをすると、金属製、しかも高価な物が
使い難い事が実感できると思います。
何故か?
ポリ容器を使用する理由の一つに、ウレタン塗料が付着しないんですね
塗った後、塗料が硬化してしまえば、バリバリと綺麗に剥がれます。
あと、色に寄っては何度も塗らないとならないので
一回目を塗った後、容器の中の塗料が硬化するまで
次の作業が行えない・・・・・と言う事です。
勿論2個も3個も買えるならば、それも良いでしょう!
それでは実際に塗ってみましょう
今回は白の上にパールホワイトを塗ってみます。
*各社の塗料は換気、用法・要領を良く守ってお使いください
塗料は1液式、2液式のどちらでも可能ですが
2液式の方が塗膜が強い気がします。
ハンズなんかで売っている物で十分ですが
拘りのカラーがある場合などはコチラで買えますよ↓
拘りの塗料屋さん
ホワイト系は正直難しいです!
ブラック系は割と綺麗に一回で塗膜が出来ますが
ホワイトは3回程重ね塗りしないと、綺麗な塗膜が出来ませんのでご注意ください
実は白を塗った時、写真を撮るのを忘れてしまったので
パールホワイトを塗る所からでご勘弁!
2液式ウレタンを混ぜます
この時、気泡が無くなるまで数分放置します
少々粘度があったほうが綺麗に塗れますよ。
容器をブランクのティップ側からバットまで差し込みます
その時にゴムがこの様「山」になっていてはダメです↓
カップをチョイと上に動かせば「ポコッ」と「谷」になります。
この状態でウレタン塗料を入れたのがコチラです↓
さぁ!いよいよクライマックスです!
後はこの塗料の入った容器を上にス~~~~~~ッと持ち上げるのですが
ここで最終注意事項です!
容器を上に動かす前に、何度かチョコチョコ上下させると
ゴムとブランクの間に塗料が入って、綺麗に塗れます
この作業を怠ると・・・・・途中で「ギュッ!ギュッ!」となって
失敗しますよ~
上に引き上げるスピードですが、膝を曲げた状態から普通に立ち上がる位でOKです♪
で、出来たのがコチラ↓
画像を暗くすると、パールが入っているのが分かります?
こんな感じで簡単に出来ますので、みなさん是非!チャレンジしてみてくださいね!