唐突ですが、一人の・・・・・・ナチュラムのブログきっての
「変態」がおります
ま、
「変態の長」と言っても過言ではないですね
番長も含め、ナチュブロに存在する「変態達」も大概だが、この変態程では無いと断言しましょう。
その
「変態の長」に送る一つの記事でございますので
「俺は変態じゃない」「なんだコイツ等・・・」等思い当たるフシがある方はスルーしてください
これ以上先に進むと大変危険です・・・・後戻り出来なくなる可能性ありです。
注:「変態」とは我々にとっては賛辞以外のなにものでもない事付け加えておこう。
事の発端はこの記事
この記事
詳しくは
「変態の記事」を読んで頂くとして・・・・
そうですFujiのグリップについてです。
Fujiのグリップと言えば、80年代まっしぐらな方には大変思い出深いグリップでは無いでしょうか?
若干オフセットされたグリップは、当時の中途半端はロープロ・リールでもパーミングし易かったハズです。
ただ・・・・・このグリップの弱点とも言うべき
リール・フットの固定方法
これが厄介・・・・と言うか、リールによっては固定が上手く行かなかったり
はたまた、ズレてしまい、更に裏のネジ↑を閉め込むとぶっ壊れたり・・・・・
注:元ネタの記事に登場するグリップは「コブラグリップ」と言って、ブランクを接着・固定するタイプです。
画像の物はコネットを差し込むタイプですが、リールフットを固定する機構は全く同じです。
見た目は最高だし、グリップ感も最高なんですが
今では新品を探すのは非常に困難です・・・・
極稀にどこかのショップでデッドストックやオーションなんかで発見しますがね・・・・
で、このグリップですが
フットを固定する部分が壊れてしまう事が多いんですね
その原因はリールフットと固定金具が合わないのが原因で
締めすぎ、あるいは水分が付着しての錆びが原因です。
ネジ自体は画像の様に金属部品の物とプラ製がありますが
ネジ自体は金属なので当然錆びます。
出来れば定期的に外してメンテ・・・・・・・
実はコレが一番厄介でして・・・
基本的には外せない事になっております。
でも外れるんですねコレが・・・・・・
まず画像を良く見て頂きたいのですが
非常に映し難い角度なので、見難いとは思いますが・・・
赤い丸で囲まれた部分にはこんな部品が付いています
非常に小さな部品ですが、Fujiのグリップを語る上で
これほど重要な部品は無いでしょう。
コレが万が一でも無くなったり、壊れてしまったり、無くなってしまったら
今後のメンテは過酷な物になるでしょう・・・・
そしてメンテで何が大変って、コレを外すのが大変ですよ!
そこでこんなツールの登場です!
Cリングプライヤーです
先っちょはこんな感じになってます↓
角サイズ専用の物もありますが、そこまで精度が必要ないですから
各サイズ、ヘッドが交換出来るタイプが安価で良いと思います
コイツの使い方・・・または使い道ですが
こんな部品見た事ないですか?
コレはFujiのグリップの部品ではないですが・・・・・
コレ見ただけで「あ、アレのね♪」と分かっちゃう人は「変態世界一」です。
で、使い方は作業性によって変わるんですよね
基本的にはプライヤーのグリップを握るとノーズが開きます
握ると↓
開く↓
または作業状態によっては、握った状態が開いている場合も・・・
握ると閉じて↓
離すと開いて↓
こんな工具をこんな風に使います↓
閉じたり開いたり・・・・入れたり出したり・・・・は、しないか
これはその部品や状態によって変わりますので、各自工夫してみてくださいね♪
で、この工具をさっきの部品、「C」の開いた部分にあてがい
ガキ!っと開いて外すんですね・・・・・・
その瞬間は写真に撮れないのでご勘弁を
コツとしては、グリップ下部のネジを
「途中」まで・・・・この
「途中」までがポイントですよ!
目いっぱい緩めると、グリップ本体側に金具が押し付けられてしまうので、外し難いです。
あくまでも、工具が入る隙間程度に緩めましょう。
見事外れますとこんな部品構成です↓
Cリングがハマっている様子はこんなです↓
皆様お気づきですよね?
そうです、金属パーツの錆びが・・・・・・かなり進行してますよね?
このグリップは、かなり古い物らしくメンテも当然行われていないので
番長が外した時は錆びだらけ・・・・・・・
これでも一応メンテはしてあるんですヨ
プラ製ならば、ここまで酷くはならないですが、ネジ山が無くなってしまったり
する場合も考えられますね~
一応プラ製パーツ使用のグリップも分解してみましょうか
これは比較的まだ綺麗だと思います
これらの部品が錆びたり、ネジ山が無くなったりした場合は
ネジを別なボルトに換えたり、受け側のメスネジをこじって外し
市販のメスネジを接着すれば、ネジを太くする事も可能です。
ここまでやる方は居ないとは・・・・・・・・思いますが、何かの参考になれば・・・
と思い書いてみました!
あ、それと元に戻す時の注意点ですが・・・・・
再度登場のCリングですが、これ上下の向きがありますから注意!
Cリングの先端は若干反っているんですが、必ず
反ってる側を上にしてハメてください!
でないと、外す時にCリングプライヤーが入りませんから。