QTC

番長

2011年04月12日 22:04

昨日も午後5時頃に大きな余震がありました。

今後もさらに大きな揺れを伴う事も予想されます。

引き続き注意をすると共に非常用持ち出しグッズの充実を図ってください。

実は明日は癒しの釣りを企画して貰っていたのですが、大事を取ってスケジュール延期になりました。



さてさて、震災前からチラチラと書いておりました「例の物」ですが。震災後の先日手元に届きました。

海外への発注だったので2カ月程掛ると言うのはわかっていたのですが、待つのはさすがに長かったですね。

途中でトンデモナイ事件があったので、このような物が届くのは元気の源になります。


まぁ~取りあえずチラチラ見て頂きましょうかね!!



もうおわかりですね?

そうです!愛しのAmbassadeur5500Cのカスタムフレームなんです!!!

こんな変態の極みみたいなのは日本じゃ作っていないし、通常のルアーフィッシングでは必要とされてません。

むしろ邪道かと・・・・

いいんです、見た目重視のワタクシですから♪

ノーマルのフレームと比べてみましょうかね?



アルミ削りだしのボディはいかにも「やります」的な雰囲気がプンプンじゃないですか?

お気付きの方も既に居らっしゃるかと思いますが、いわゆるレベルワインド機構が排除されたフレームです。

もともとABU社にも「CT」と言うレベルワインドの無いモデルが存在していて、スポーツキャスティングやカゴ釣りの世界
では活躍していると思います。

超遠投を必要とする世界では、レベルワインドの抵抗は要らないのです。

また、スポーツキャスティングの世界ではキャスト→着水する間で外側にあるキャスコンを調節するので
通常よりもかなり長いキャスコン摘みを搭載したりします。

詳しくはウェブで調べてみると面白い世界が広がると思います。



実は番長、このフレームを知ったのはかなり前でまだ東京に居る頃だったと思います・・・・

あ・・・今も東京か

ですが、何せイギリスの会社なので言葉の壁が立ちはだかったんですよ

ちなみにこの会社→ Pod manufacturing.co

番長には暗号にしか見えません

ま、その他にも性能的な物も買って使ってみない事にはわからないなぁ~・・なんて言ってる間に福島行きが
決まってしまったので有耶無耶になっていたんですよ。

その後ひょんな事から「ある会社」を見つけ、その会社が受注していたので思わず注文・・・と相成った訳でございます。

その会社については後ほどご紹介いたしますので是非!最後まで読んで下さい!


では早速装着した画像を見てもらいましょうかね!

まずは一番装着したかった黒い5500Cです。







スタードラグは折角のシンプルフレームなので、ダイレクトタイプに変更してあります。

しかし・・・・何度見ても鳥肌が立ちますなコレは・・・・

Ripple Fisher962RBのコスメをシンプルにしたのもコイツの存在があったからなんです。

実にマッチしていると思いませんか?

思いますよね~♪

Ripple Fisher962RBに装着した画像もどうぞ♪









どう?

胸が震えてきたでしょ?

もうね、早くコイツで魚掛けたくて仕方がない!!!!

まだ見ぬモンスターを仕留めるのにだいぶ時間を要していますが、着々と進んでいますよ!

待ってろ!レッドアイめ!


と、言う事で手持ちの数色をとっかえひっかえ付けてみましたヨ。

実に面倒でしたが、注文の際のご参考になれば幸いです






ブルーもコレ又そそるお色ですこと♪







エロイですねぇ~~~~~!!ピンクは!









くぅ~~~~パープル♪

もうエロスですよエロス。

思わずサービスショットが一枚追加になってしまいました!

どれも甲乙付けがたい色合いですなぁ~


ちなみにサイズは5000番の他にもサイズやバリエーションがあるので書き出しておきます。

4000番のナロースプール

6000番のワイドスプール

それぞれシルバーメッキ、艶消しゴールド、ブラック、ブルー、レッドが存在します。

さらにサムレスト(バックバー)も2種類あります。

「Standard」はAmbassadeurのオリジナルのバックバーより5mm低く、Loweredはさらに8mm低い。

いずれもアルミ一体成型で合成感が飛躍的に高まります。

重量的には変わらないと言っていました(現在デジタルスケールが無いのでゴメンナサイ・・・測れないっす)

しかし実際に取り付けてみると絶対的に軽くなっているのが体感出来ます。

装着は至って簡単で、左右のプレートをメカごと移植するだけです。

ただし、ご存知の方も多いかと思いますがAmbassadeurは多少個体差があるので、ハメこむ時にキツイ場合が
あります。

実際、番長のモデルでもオールドモデルはキツク、サイモン機は比較的すんなり入りました。

そのサイモン機ですら多少キツイモデルもありました。

でも最後までしっかりネジを締めればスムーズに・・・・コレが凄い所でオリジナルフレームに搭載した
時よりもなめらかにハンドルが動きます。

これには番長もビックリしました。

オリジナルフレームの微妙な歪みが無くなる事で、矯正されるんでしょうね。

スプール自体の回転も恐ろしく回るようになります。

レベルワインドが無くなるので当然なんですけどね。

因みに左のサイドカップに元々ついているコグウィールはそのまま取り付けてあります。

外せば更なる軽量化が望めるのですが、あまりにも回転が良くなってしまい既存の遠心ブレーキでは
恐らくキャストをするのが困難になると思います。

まだ試験段階なので少々の抵抗を残しておきます。

その位回るって事ですな。

A社のマグネットブレーキなどを使用すれば、様々なセッティングが楽しめます。



さて、最後になってしまいましたが今回お世話になったショップをご紹介させて頂きます。

Bait Master's angling shop

こちらのショップではQTCのフレームの他に、ハンドルやチューニングパーツも取り扱っております。

僕達の釣りではちょっとオーバースペックな物が多いですが、有る意味究極とも思えるチューンが可能です。

ホームページを見て頂くと、このQTCにはMonochromeと言うCAGE(センターフレーム) とメカニカル
ブレーキ側カバーが一体となったモデルも存在します。

フレーム単体も完全受注生産・海外発注になりますので、料金や配送日数は目安でしかありません。

*納期は概ね6週間~8週間掛ります、料金についてはお尋ねください。

番長が今回このショップの掲載をしたのには訳があります。

初めての少額な注文、末端の一釣り人に対して今回の震災の直後、地震の地域も大変だと言うのに
こちらの事を心配してくれて、尚且つ「困った事があれば協力するし足りない物資を届けます」
と非常に温かいお言葉を頂いたのだ。

こんなショップは見たことも無い。

さらにイギリスでフレームを作っているオーナーからも「イギリスは日本を応援している、協力は惜しまない。がんばって欲しい」と熱いメッセージを頂きました(勿論英語ですが・・・・)

こんな世の中でこんな熱い釣具屋が存在するんだ!と言う驚きと嬉しさが込み上げました。

番長はこれからもこのショップ、QTCのオーナーを支持して行こうと決めました。

落ち着いたらまたフレームを注文したいと思います!

*ご注文の際のご注意点

送料や料金は注文時期によっては為替レートにより多少の差が出ます。

フレームに固定されているリールフットは投げ釣り用の大型リールシート用に作られてるので
バスロッドなどに使用されているFujiのシートには収まりません。


下記画像参照


ショップでQTCのオーナーに確認をして貰った所、オリジナルフレームと同じフットの長さに作る事は可能ですので
ご注文の際に依頼してください。

番長はそこまで気が回らなかったので、そのまま到着してしまったので自分で削ってしまいました。


こんな素敵な物が存在するAmbassadeurの新しい世界への扉を叩いてみてください!


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