バンタム100
さてリールである
番長は最近はめっきりバスから遠ざかっていて、シーバスばっかりなんだが
バスに行く時は必ず何セットか持ち歩く
野池なんかでのんびりやる時はチョイ古道具がお気に入り
で、バンタム100である
これは番長が14歳の時に購入したモンで、時代的にギリギリで店頭に残っていたモノ
番長が小学生高学年~中学生の頃はバスの第一次黄金期だった
裕福な家庭のおぼっちゃまはABUだ100EXだと使っていたが、貧乏仲間の番長達は
名前も無いリールでやっていたもんである
それでも楽しかったよ結構
ベロベロのロッドに名も無いスピニング(そう!番長デビューはスピニング!)
でなんでもやっていた、馬鹿デカイ雷魚が掛ってしまい、釣り上げる事より
ロッドが心配でもう・・・
折れたら買ってもらえないからね、二度と
谷地坊主ヨロシク飛び込んだ記憶があるなぁ~
で、飛び込んだは良いが、思った以上に間近で見る巨大な雷魚にビビリ
逃がしてしまう・・・・・
そんな思いもあり「絶対ベイトリールしか無い!」
と心に決めたは良いがいかんせん買ってもらえない
仕方が無いので近所のすし屋でアルバイト
アルバイトつっても正月の繁忙期にチョイと届けるだけの簡単な仕事
正月返上で働き、ゲットしたのがバンタム100
100EXが欲しかったのだが、その当時は色が好きになれず
銀ピカの100を選んだ、ロッドは勿論 秘宝シリーズ
しかもその当時はなんのこっちゃ解らんが、ハイテク技術の結集!素材とかの
ボロンである
当時はカーボンですら新しい素材だったのにやってくれたよシマノさん
ボロンですよボロン!!
で、実際は友達のカーボンよりも重く、曲がらないので投げ辛いのなんの・・・・
友達には 物干し竿
なんてバカにされた記憶があるよ
今でも現役のこのリール、何度かのベアリング交換やハンドル交換(ザウルス)
で生き延びている回転は国産のミドルクラスにも引けは取らず、結構な飛びを見せる
その後結局お金を貯めて100EXも買う事になるのだが・・・・・
兎に角コイツが記念(?)すべきベイトリール第一号機なのである。
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