皆様こんにちわ!
今日のランチは決まりましたか?
さすがにこう暑いと食欲も・・・・てな事は無く、毎日モリモリ食べてます
先日の休日にですね、またまた公園に居たのですが、ちょっと早めに
自宅に戻ってきたんですよね、ちょっと訳アリで
それはですね、プチOHしたAmbassdeur6000のドラグ能力をチェックする為なんですね。
娘1号の駆る愛車(チャリ)に、ロッドにセットしたリールのPEを直結で結び付け
チャリを漕いでもらおう!と言う壮大な計画なのだ!
イソイソとセットし、娘1号に合図を送る!
「It Show Time!!」
蹴り出した娘1号の乗るチャリに合わせて、ザザァ~!っと勢い良く引き出されるライン!!!
娘1号の遠慮の無い走りに、父親のDNAを感じながら止めに掛かるのだが
勿論止まる訳もありません
無理に止めればロッドを破損してしまう!
ストップ!スト~ップ!!止まってぇ~
と声を掛けたのですが、時既に遅し・・・・・
ABU程度のドラグでは、いとも簡単に焼けてしまいメインギアも
やられてしまったようです
巻き心地最悪・・ゴリッゴリっすよ!下らない事やるんじゃなかった・・・・・
翌週には黒潮対策本部の活動を控えた、夏の午後の出来事でした。
黒潮には取り敢えずのパーツで間に合わせたのですが、折角の良い機会です!
低いギア比をハイギアに変えてしまおう!
と、言う事で、いつもお世話になっている多摩川の店長の元を尋ねる事に・・・
居心地の良い店内と、裏話なんぞに夢中になりながら暫し談笑・・・
ここに行くと、自分が使っている道具達が来る度に自分色に染まって行く気がします。
Haneda Craft
危うく話しだけで店を後にする所でしたが、目的のブツを手に入れる事が出来ました!
ちなみに、この6000番ですがギア比
3.5:1と言う鉛筆削り並みの巻き取りスピード・・・・・
今回のパーツを組み込む事で、
4.7:1言うハイギア仕様になるのだ!
ま、4.7:1でも・・・ね
それではサッサとバラして、組んじゃいましょうかね♪
ハネクラさんオリジナルのハイギアコンバージョンもあるのですが、今回は
Ambassadeur純正コンバージョンキットを購入しました。
基本的にはドライブシャフトから、ドライブギアその他を外して新しい物に
交換して、順番通りに組み上げれば完成です!
それでは本体からドライブギア側のプレートを外します↓
ハンドルアッセンブリを外して、2個のネジを外すとメカ部分が露出します↓
左が新しいギアで、右が古いギアです↓
ドライブシャフトから古いギアユニットを全部外しましょう↓
大分焼けて古くなっておりますね
おっと、今回はついでにハネクラ製の強化ドラグも組んじゃいましょう!
この2つが必要なドラグパーツです↓
こいつはノーマルと同じ形状なんですね、ノーマルが画像の矢印の物です↓
ノーマルと同じ場所にドラググリスを薄っすらと塗り、組み込みます↓
更に、キットに同封されているピニオンギアも同時に交換します↓
先ほどのメインギアを組み込んで完成です↓
交換後のクルクルテストでは、非常に滑らかな回転を得る事が出来ました
嫌なノイズも消え、気持ち良い!”の一言です!
ちなみに、同封されているワッシャーやスペーサーは無理に使う事は
無いですので、何かの為に保存しておきましょう。
ハイスピードギアにする事で、巻き上げの力は多少失われますが国産の
リールに比べれば、意外にパワーがあるので安心感はあります。
更に、今回行ったハイギア仕様なんですが、5500Cのパーツを使う事で
ハイギアにする事も可能です。
ちなみに・・・今回購入したハイギア・キットでも¥8000近くしますので
オークションなどで購入して組めば、リーズナブルに出来ますよね♪
ハイギア・コンバージョンキットを使わずに、5500Cのメインギアを使って
ハイギアにするには、それぞれのパーツ交換が必要です。
5500C用ドライブギア・ユニット
6500C用ピニオンギア
6500C用ピニオンヨーク
6500C用スプール
これだけ必要になります、そして聞きなれない
「ピニオンヨーク」ですが
コレです↓
新品で全て購入すると、かなりの金額になってしまうので
チャレンジしたい方は、格安パーツを探しましょう!
今回の様に6000番と言うローギアの物を6500番のハイギアにグレードアップする
場合や、壊れたり錆びたりした部品を交換する時に、わざわざ新品を買わずとも
自分でメンテする事が出来るし、現場で不意の事故にも対処出来ると言う物です。
チョット遠出をして、気分良く釣りをしている最中に故障なんてしたら、大変ですよね?
使っているリールが仮に国産ハイエンドだったとしたら、修理に出さなきゃ
いけないし、当然その日は釣りが出来ません・・・・
お小遣いに自信のある強者ならば、同じリールを買ってしまうかもしれませんが
この手のABUならば、最悪中古ショップを探して似た機種を安く買い
部品を交換する事だって可能です!
各パーツだけでも、最近は豊富に在庫してくれてるショップもありますし
中古でプレートごと買って、ストックしておいても良いかもしれませんね!
裏を返せば、オークションなどで安く出ているABUの中には、パーツの組み立て
で売られている物もありますから、注意が必要ですが・・・
ABU・・・・と言うと古くて、重くて飛ばないイメージがありますが
国産ハイエンドには絶対に真似の出来ない、自分だけの「味付け」を
する事が可能です。
古い車をレストアしながら乗る様に、ご機嫌を伺って使う事で
自然に愛着が沸いてきますよ♪
それに構造も簡単ですから、こうして歳を重ねるごとにパーツを
新しいモノに変えて長く使えるって、凄い事ですよね。
先日、リンクさせて戴いている
ライポウさんの記事にもあるように
国産リールのベストセラーとも言うべきSHIMANO・コンクエスト・シリーズですが
このベストセラーですら、カタログ表記が省略されています。
ABUの様に、多少の誤差はあっても何十年もパーツの供給をしてくれて
自分で直す事が出来るリール・・・・
そんな物作りを、国産釣具の世界もして欲しい物です。
番長はABUのパーツを一個一個見てるだけでシ・ア・ワ・セです
国産は国産の良い所も沢山あるので、見逃せない性能ですがね