2017年5月19日 羽田国内線ターミナル ANA571 稚内空港行 定刻10:35
道内の天気予報は風速14mとかなりの暴風で、ANAからは天候調査のためフライトは未定との案内を受けていた。
よりによってこんな日になぜ?
普段ならば仕方がないと諦めるのだが、今回の旅には強い思い入れがあるのでどうしても行きたかったのだ。
最悪、陸路も使って行く事を頭にいれつつ前日は眠れない夜を過ごした。
当日もAM9:50まで詳細がわからないと言うので、仕方がなく空港に向かい朝食を食べつつ案内を待つ。
やがて伊丹空港から乗り換えで到着した友人と連絡が取れ、空港内の案内で条件付で飛ぶとの知らせを受ける。
羽田に引き返す可能性もあるとの事だが、旅の経験が豊富な友人によると、よほどの雪でもない限り飛べば到着すると言うのだ。
若干の不安があるものの、手続きを済ませいそいそと友人の元に急ぐと、見慣れた顔が2名。
「ベイトで行こう」のyouさんと「
くろぼう」のくろぼうさんだ。
yuoさんは久々に会うが、いつもの如くあっけない程サラっと挨拶を交わす。
くろぼうさんは先日琵琶湖のバスボで一緒に釣りをさせて頂いた。
この感覚が好きなんですよ、久々にあうのに顔を見ると安心感があるのはもちろんですが、自然な感じが好き。
ひとしきり喋ったあとに搭乗開始。
わずか2時間で着いてしまうとは、近いんだか遠いんだか良く分からなくなるのは毎回だ。
北海道が見えてくると、羊蹄山が眼下に見え、いよいよ着陸となったがやっぱり揺れる。
通路は挟んだ隣のおばちゃん連中はギャーギャーと騒ぎはじめ煩くてかなわん。
着陸したら拍手喝采でドン引き。
気持ちはわからなくもないけどね。
そんなこんなで到着しました北海道。
到着後はレンタカーに乗っていざ出発。
道内で運転するのは初めてなのでウキウキしながら運転。
本州とはまた違う道路と景色に感動しつつ安全運転。
先行して送ってあった荷物を宅急便屋で受け取り、宿に向かう前には腹ごしらえ。
北海道と言えば海鮮なので、海鮮丼を頬張る。
ついでに帆立の名産地なので帆立そばも皆んなでいただく。
お腹も満足したので宿まで向かう事に。
宿まで設定したナビは途中で山道に案内するが、無視して直進して一路最北端の村に。
着いたは良いがカメラを構えるのも、メールを打つのも困難な程のまさに爆風。
小さな子供は飛ばされてしまう程。
気温は暖かいが、なんせ爆風で体温が奪われる。
「釣りできんの?」こんな事が頭を過ぎるがなぜか看板に呼ばれた気がしてフラリと・・・
帆立塩ラーメンを食す。
もずくの入った濃厚なスープが美味かった。
身体も温まった所で再度宿に向けて出発するが、実はすでにチェックイン時間を過ぎている。
遅れるよ!とは連絡してあるので心配はいらないが、ここで今回の旅に参加してくれる
「ゼネコンGO」のヒデちゃんから打診。
「着いちゃいますけど?」
今回彼は名古屋→千歳空港で、そこからドライブがてら向かってきているのだ。
先にヒデちゃんにチェックインを済ませて頂き、「何故この時間、このタイミングでラーメンを食べているのか?」問い詰められつつのんびり向かう。
無事に到着し、挨拶もそこそこに部屋に荷物を放り投げたらソワソワと落ち着かないのが1名。
ウェーダーと釣り具を用意して、下見がてら出かけると言うのだ。
事前にそんな話をしていたが、この風ですもん・・・・まさかとは思いましたが出発です。
で・・・・・やっぱり爆風。
追い風とは言え、身体が動く程の爆風なので釣り場には人が少ない。
だが景色は最高!!!
番長はそこまで本気で釣りすると思ってなかったので、ウェーダーも持たずルアーも1個だけ。
キャストするも速攻で根掛かりして、お借りする羽目に。
しかしそれもアッサリ根掛かってしまいロスト。
翌日気がつくのだが、そこは何か倒木のような物が沈んでいるらしく、誰もがそこでロストする。
きっともの凄い数のルアーがあるんだろうな・・・・忌まわしきポイントとしてモンキーツリーと名付ける事にした。
そんなこんなのロストリバーですが、ここである事件が発生してしまいます。
続きはまた近日中に書きたいと思いますので、ちょっと待っててくださいませ。